BHA、BHTやエトキシキンという化学薬品をご存知ですか？

ペットフードによく使用されているのが、これら合成酸化防止剤です。 しかしこれらの物質は、人間の食品では禁止されていたり、添加使用量が制限されています。 なぜなら、安全性が認められていないからです。

ヤラーフードを検査機関に分析に出した結果、これらの酸化防止剤は検出されませんでした。

エトキシキンは、ダイオキシン系の化学合成添加物で、もともとは天然ゴムの安定剤として発明されました。その後は石油製品の酸化防止剤として利用されていました。現在はペットフードにも多く利用されているようですが、ベトナム戦争時に使われた 枯葉剤の原料としての方が有名かもしれません。

あなたは酸化防止剤が入った食べ物を食べたいと思いますか？
愛犬に酸化防止剤の入ったフードを与える勇気がありますか？

合成酸化防止剤を使っていませんと言いながら、実際に分析してみると検出されるフードも、現実に存在します。 ドッグフードは全く規制の無い無法地帯に置かれています。頭文字が「Ｒ」のフランス産のフードをお持ちの方は、英語表記の成分一覧を良くご覧になって下さい。酸化防止剤「ＢＨＡ」の表示がされているのが分かると思い ます。

その他のフードは実際のところどうなのかは、全成分表示が義務付けられていませんので、全くわかりません。 しかし、実験をしてみるとこんなことが分かります。

実験してみました！「腐るドッグフードvs腐らないドッグフード」

ヤーフードは、合成酸化防止剤を使わず、天然のトコフェロールによる酸化防止を施しています。 ただ単に、酸化防止剤を使っていないだけではありません。酸化防止剤の代わりに、下記のような対策が取られます。

• クールコンテナによる輸送
• 透明外袋の2重包装
• 乾燥剤、品質保持剤の封入

酸化防止の配慮として、酸素バリア性のある透明外袋を使用した二重包装、 乾燥剤・品質保持剤の封入がされています。詳しくは保存法のページで。

最近は、アルミ製のパッケージなど、保存袋にも配慮がなされてきましたが、完全無添加のヤラーフードには、どのパケージも不向きです。開封した時点で、保存への配慮ができなくなるからです。二重包装だから可能な、開封後の品質保持により、劣化を防ぐ配慮がされているのはもちろんヤラーだけです。輸送には１６℃に保たれたクールコンテナが使われます。このように、わんちゃんの体に悪影響を及ぼす、酸化防止剤を使わないための取り組みがされています。