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新型インフルエンザの流行が続いています。
今後空気が乾燥してくると、さらなる感染拡大が懸念されますね。
ウイルスが体内に入っても発症せずに済むよう免疫力を上げておくのも大切です。
休養や栄養をとって、免疫力アップを心がけたいところです。
しかし、1918年に大流行して、
全世界で4000万人(~5000万人とも言われます)もの多くの方の命を奪ったスペイン風邪では、
免疫力の高い、若い世代の死亡者も多く見られたといいます。
免疫力が高ければ、感染しないはずなのに、どうしてでしょう?
近年の研究によれば、スペイン風邪を引き起こした
H1N1型のインフルエンザウイルスが体内で増殖した際に、
インターフェロンの分泌が抑えられ、
インターロイキン6の異常な分泌増加が見られたそうです。
通常、ウイルスなどが侵入すると、
自然免疫の働きとして、ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンが分泌されます。
外敵の存在を察知し、病原体を押さえ込んで
人体を守るために免疫が働く訳ですね。
一方でインターロイキン6は、発熱・腫れ・むくみ・痛みなどを引き起こす
炎症激化のサイトカインといわれます。
ですから、インターフェロン低下↓ インターロイキン増加↑
という現象は、人体にとっては大変都合が悪い不利な状況と言えます。
スペイン風邪が猛威をふるった背景には、
こういった自然免疫の異常があったと考えられますが、
ウイルスがどのような仕組みで自然免疫を狂わせたのかという点については
分かっていないそうです。
現在流行しているブタ由来の新型インフルエンザが、
スペイン風邪ウイルスと同様の免疫異常を引き起こすかどうかは分かりませんが、
まずは感染しないための対策が一番手っ取り早く、一番効果的です。
インフルエンザの感染経路は
1)飛沫感染(咳やくしゃみで飛沫は1~2m飛びます)
2)接触感染(ウイルスが手に付いただけでは感染しないが、
目や鼻や口を触ることで感染します。実際、無意識に顔に手を持っていくことが多いです。)
の2つが挙げられます。
咳エチケットが大切だといわれるのは1)の理由からです。
手洗いと手洗い後の除菌が重要な訳は2)を見れば分かりますね。
外からのウイルスを家庭内に持ち込まないよう、
帰宅後のうがい・手洗いを習慣にしたいですね。
もちろん、石けんだけでは落とせないウイルスを、
アクアリブで除菌することもお忘れなく!
万一ご家族が感染してしまったら、
アクアリブ噴霧器による空間除菌で、他への感染拡大対策をして下さい。